【セプテンバーセール2026】上場馬2頭をご購買いただきました

9月14日~17日にかけて、HBA北海道市場にてセプテンバーセールが開催されました。

当場生産馬からは9月15日に2頭上場して、2頭とも落札していただきました。

№206ハーランズワンダーの2025は(株)マリアンインターナショナルスクールさまにご購買いただきました。

№314エレガントルビーの2025はJRAさまにご購買いただきました。

昨年のセプテンバーセールの3日間開催に対して、今年の同セールは4日間開催でした。

平均価格は昨年比でそれほど変わりませんでしたが、売却率が少し下がったようです。

セール最終日のセール成績は悪くないので、セール全体を通して尻すぼみの結果というわけではないのですが、一部のお客様からは「これだけ早い時間帯に終わってくれるのであれば、3日間開催でもやれたのでは」とのご意見をいただくこともありました。

お客様それぞれのお立場もあることなので、さまざまなご意見があるとは思いますが、まずはセレクションセールからの盛況の流れがセプテンバーセールでも窺えたのは良かったと思います。

当場生産馬においては、1歳世代の売却予定馬が当セールをもってすべて売却済みとなりました。

それぞれの行き先も決まってくれて、私としてもホッとしています。

一方で、当場内では離乳および中期育成部門への当歳馬の移動がどんどん進んでいます。

この時期の当歳馬はケガをしやすいので、セリ市モードから気持ちを切り替えて、また来年に向けてのプランを立てながら当歳馬たちを丁寧に育てていきます。

 

【セプテンバーセール2026】№314エレガントルビーの2025(牝 父エフフォーリア)

今年のセプテンバーセールには、当場生産馬を2頭上場する予定です。

当場生産馬の上場日は9月15日(火)となっております。

今回は、№314エレガントルビーの2025(牝、父エフフォーリア)を紹介させていただきます。

本馬の牝系解説文(ブラックタイプ)はこちらからご参照ください。

 

 

【8月31日現在】体高154cm 胸囲175cm 管囲18.5cm 438kg

 

本馬は、セプテンバーセールに向けて地元新冠町の育成公社さんにセリ預託に出しています。

基本的に当場の場合は9月になると1歳馬はほとんどいない状況であり、実際に現時点では当場内に1歳馬はまったくおらず、すべて移動を終えております。

その関係で、当場生産馬をセプテンバーセールに上場する場合には、毎年育成公社さんに預けてセリ馴致をしていただき上場までお願いしてます。

また、本馬は元ターファイトクラブ所属馬であり、その初仔ということで可能ならば同クラブへ提供したい馬でもありました。

ただ、残念ながら初仔の牝馬ということで、クラブの1歳馬募集締め切りまでに十分な成長を見せておらず、また同様の理由でセレクションセールやサマーセールに申し込むレベルでもありませんでした。

一方で、未売却のままでは売り上げることができないため、マーケットブリーダーを主体としている当場としてはこのセプテンバーセールを目標としていました。

ここに来てやっと馬体に身が入り始めているので、本馬に関してはこのセールまで待って良かったと思っています。

 

本馬の父エフフォーリアは現役時、G1皐月賞とG1天皇賞・秋そしてG1有馬記念を勝ち、その年の年度代表馬に選出された名馬です。

種牡馬入りしての初年度産駒は現2歳世代であり、早くも10頭がJRAで勝ち上がっています。

そのすべてが芝での勝ち上がりであり、また大半が芝1600以上の距離で勝利しています。

現時点では父の馬場・距離適性を色濃く受け継いでいる産駒が多いと言えますし、それだけ遺伝力の強い種牡馬とも言えるでしょう。

勝ち上がり産駒の血統を調べて見ると、10頭中8頭の血統にサンデーサイレンスのクロスがありました。

エフフォーリア自身がサンデーサイレンス4×3なので、産駒の代でも継続クロスすることで父の能力を活かす配合になるとも考えられます。

本馬もサンデーサイレンスのクロスを継続しているので、この血統パターンに当てはまります。

一方で、本馬の血統だけにフォーカスすると、ハーツクライ≒アドマイヤグルーヴの3/4同血クロスを持つ点にもご注目いただきたいです。

 

 

いずれの血脈も父がサンデーサイレンスで母父がトニービンであり、また母方にNorthern Dancerを持つ点でも共通しています。

エフフォーリアが種牡馬入りした時点で、ドゥラメンテを父に持つ繁殖牝馬と配合するとこの3/4同血クロスができるので、狙ってみたい配合だと思っていました。

特に、エフフォーリア×ドゥラメンテ牝馬の配合は、父系の観点からもRoberto系×Mr.Prospector系の組み合わせなので、相性が良い配合だろうと予想しています。

いずれこの配合から活躍馬が出てくるのではと期待していますし、その一頭が本馬であってほしいと願っています。

エフフォーリア産駒の傾向、また母のエレガントルビーが芝の中距離馬であったことも考慮すると、本馬もおそらく芝の中距離あたりに適性を示すと考えています。

なお、上記写真からもおわかりかもしれませんが、写真撮影時には右後脚の一部にキズ腫れがある状態でした。

セール上場時に傷痕が少し残っている可能性がありますが、レントゲンや血液検査で問題ないことは確認済みです。

あらかじめご了承ください。

 

本馬に関してお問い合わせがございましたら牧場公式サイトからご連絡いただくか、当ブログに連絡先を添えてコメント欄にご記入くださるようお願いいたします。

当場から折り返し連絡させていただきます。

 

【セプテンバーセール2026】№206ハーランズワンダーの2025(牝 父チュウワウィザード)

今年のセプテンバーセールには、当場生産馬を2頭上場する予定です。

当場生産馬の上場日は9月15日(火)となっております。

今回は、№204ハーランズワンダーの2025(牝、父チュウワウィザード)を紹介させていただきます。

本馬の牝系解説文(ブラックタイプ)はこちらからご参照ください。

 

 

【8月31日現在】体高152cm 胸囲180cm 管囲19.3cm 463kg

 

本馬は、セプテンバーセールに向けて地元新冠町の育成公社さんにセリ預託に出しています。

基本的に当場の場合は9月になると1歳馬はほとんどいない状況であり、実際に現時点では当場内に1歳馬はまったくおらず、すべて移動を終えております。

その関係で、当場生産馬をセプテンバーセールに上場する場合には、毎年育成公社さんに預けてセリ馴致をしていただき上場までお願いしてます。

 

本馬の父であるチュウワウィザードは、キングカメハメハ×サンデー系牝馬の成功パターンから生まれていて、この配合からはドゥラメンテやラブリーデイなども出ています。

チュウワウィザード自身は、ダート1800~2100のG1・Jpn1を4勝した名馬であり、ダートの中距離を得意としていました。

彼の初年度産駒は現2歳であり、デビューしている馬も複数頭います。

ただ、父が3歳になってからデビューしたダート中距離馬であったことも関係してか、現時点では彼の産駒のなかでJRAで勝ち上がっている馬はまだいません。

一方で、地方ではすでに10頭が勝ち上がっており、そのうちのブリーズホープは地方重賞の九州ジュニアチャンピオンを勝っています。

この10頭の産駒の血統傾向を調べて見ると、その大半がMr.Prospectorクロスもしくはサンデーサイレンスのクロスを持っていました。

本馬の血統を見ると、本馬にもMr.Prospectorのクロスがあり、サンデーサイレンスのクロスはないもののHaloのクロスはあります。

まだまだ産駒の傾向と言えるほどのデータ量ではありませんが、現時点においては、本馬も勝ち上がり産駒たちと同様の血統傾向を持っていると言えるでしょう。

一方のハーランズワンダーは、JRAでは勝ち上がれなかったものの、ホッカイドウ競馬に移籍してからは10戦5勝2着2回3着2回と好成績でした。

ダート1000~1200の短距離を得意とした馬でしたが、脚元に骨折が見つかり、復帰できるレベルのケガでしたが繁殖牝馬として牧場に帰ってきました。

本馬は7番仔ですが、デビューしている5頭のきょうだいのうち、JRAには4頭出走しています。

そのうち、現3歳のタイセイルビー(牝、父サトノダイヤモンド)はダート1700で勝ち上がっています。

また、そのほかの3頭もJRAで掲示板には載っていて、地方に移籍して勝つなどしています。

芝系の種牡馬であるサトノダイヤモンドが父でも、娘のタイセイルビーがダートで勝ち上がったように、ハーランズワンダーの産駒はダート適性が高いと思われます。

その意味では、ダート系種牡馬のチュウワウィザードを父に持つ本馬もダート向きの馬だと言えるでしょう。

父母の距離適性や本馬の馬体のつくりを見ると、ダートの1400~1800あたりを得意とする馬に成長するのではないかと予想しています。

 

本馬に関してお問い合わせがございましたら牧場公式サイトからご連絡いただくか、当ブログに連絡先を添えてコメント欄にご記入くださるようお願いいたします。

当場から折り返し連絡させていただきます。

 

【サマーセール2026】上場馬4頭をご購買いただきました

8月17日~22日にHBA北海道市場にてサマーセールが開催されました。

当場生産馬からは4頭を上場して、全頭落札していただきました。

№1019サンセットキスの2025は横尾晴人さまにご購買いただきました。

№1059ジョワユーズの2025は杉本豊さまにご購買いただきました。

№1099ハーランズルビーの2025は(株)カナヤマホールディングスさまにご購買いただきました。

№1121ファーストチェアの2025は金岡信康さまにご購買いただきました。

ご購買いただきました馬主様ならびに関係者の皆さま、誠にありがとうございました。

№1099ハーランズルビーの2025については、サマーセール5日目の最高価格落札馬となりました。

半兄にG2勝ち馬モズベッロなどがいる血統も評価していただきましたが、それ以上に彼女の歩様や体質を褒めてくださる方々が多くいらっしゃり、上場する側としては大変ありがたい思いでした。

本セールについては、育成公社さんに預けた2頭は間に合っていたものの、当場内でセリ馴致をしていた2頭が提出期限までにレポジトリー資料の撮影および提出が間に合わないハプニングがありました。

購買を検討してくださっていた方々には個別に事情を説明したり、ipadなどで資料をその場で閲覧していただいたりと、多くの方々にご迷惑をお掛けしましまい、改めてこの場にてお詫び申し上げます。

来月開催されるセプテンバーセールには、当場から2頭の上場馬を予定しております。

1歳世代の売却予定馬は、この2頭を残すのみとなりました。

後日、当ブログ上で紹介記事をアップする予定ですので、興味のある方は是非ご参照ください。

 

【サマーセール2026】№1121ファーストチェアの2025(牝 父ジャンダルム)

今年のサマーセールには当場生産馬から4頭を上場予定であり、その上場日はサマーセール5日目の8月21日となっております。

その4頭のうち、最後に紹介させていただくのが№1121ファーストチェアの2025(牝、父ジャンダルム)です。

本馬の牝系解説文(ブラックタイプ)はこちらからご参照ください。

 

 

【7月29日現在】体高153cm 胸囲173cm 管囲19.8cm 馬体重455kg

 

本馬は、サマーセールに向けて地元新冠町の育成公社さんにセリ預託に出しています。

母ファーストチェアは、G3エルムS勝ち馬フルデプスリーダーやG3京成杯2着のロジハービン、またJRA特別勝ちのヴァフラームなどを送り出しています。

ファーストチェアの血統は種牡馬アドマイヤムーンの半妹にあたり、牝系は名牝Katiesに遡る良血です。

彼女自身は競走馬として大成できませんでしたが、その血統背景から繁殖牝馬として優秀な成績を収めてくれています。

彼女の血統はジャングルポケット×サンデーサイレンス牝馬の配合なので、どちらかと言えば芝向きの血統背景ではあるものの、配合種牡馬の適性によってファーストチェアは芝・ダートどちらの産駒も出せるタイプです。

本馬の父はG1スプリンターズS勝ち馬のジャンダルムで、引退までの全30戦を芝レースのみを走った馬です。

彼の初年度産駒は現2歳世代であり、そのうちの一頭であるリエーヴェが芝1200のレースで早速勝ち上がっています。

ジャンダルム自身が芝1200~1600の距離で重賞を勝っていることを考慮すると、産駒も芝のマイル以下に適性を示す馬が出そうです。

血統面では、ファーストチェアの血統にSadler’s Wellsの血を持つ種牡馬が合うのではとの思いから、Sadler’s Wellsの血を持つジャンダルムを配合した経緯があります。

ファーストチェアは父ジャングルポケットを通じてNureyevの血を持ち、この血とSadler’s Wellsの血を組み合わせて、Nureyev≒Sadler’s Wellsによる3/4同血クロスを形成しています。

このNureyev≒Sadler’s Wellsの3/4同血クロスは、海外G1勝ち馬エルコンドルパサーや欧州2歳・3歳牝馬チャンピオンのDivine Propotionsなど世界的に成功しています。

ジャングルポケット×Sadler’s Wellsという限定した見方でも、JBCクラシックの勝ち馬アウォーディーや、国内外の重賞を3勝しているビザンチンドリームの名前を挙げることができます。

 

 

一方で、本馬にはサンデーサイレンス3×3があります。

3×3という近親度の強いクロスは体質の弱さなどをもたらすことがありますが、本馬の血統なら問題ないだろうと判断して配合しています。

具体的には母ファーストチェアの血統が父、母の父、2代母の父…と代々異なる父系から構成されていて、ファーストチェア自身の血統の近親度は高くないと考えています。

それだけ遺伝的に健康であるならば、サンデーサイレンス3×3の産駒を産ませても問題ないだろうと配合し、本馬が誕生しています。

実際、冬期を含めた昼夜放牧でも熱発などせず、体力的にも問題なく育成できていました。

 

父がスプリンターだったこと、また母が芝・ダート問わずマイル~中距離の産駒を出す傾向にあることを考慮すると、本馬もマイル前後に適性がありそうに感じています。

近親配合による体質の弱さや気性的な問題も感じさせず、ここまで順調に来ています。

サマーセールはもう来週という状況ですが、最後まで無事に過ごしてもらって、セール当日に多くのお客様に見ていただきたいと思います。

 

本馬に関してお問い合わせがございましたら牧場公式サイトからご連絡いただくか、当ブログに連絡先を添えてコメント欄にご記入くださるようお願いいたします。

当場から折り返し連絡させていただきます。

 

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