ハーランズワンダーがディープブリランテの牡馬を出産!

2月15日夜、当場繫養の繁殖牝馬ハーランズワンダーがディープブリランテの牡馬を出産しました。

 

 

母が小柄ということもあってか、予定日から遅れて生まれた割りにはそれほど大きな馬体ではありません。

ただ、ディープブリランテ産駒自身も体高がそれほど大きくならない馬もいるので、今後の成長を待ちたいと思います。

当場生産のディープブリランテ牡駒という点では、G2勝ち馬モズベッロや現JRA3勝クラスのタイセイブリリオがいるなど、相性は悪くありません。

本馬にも先輩たちに続く活躍を期待したいところです。

 

キタサンテンビーがホッコータルマエの牝馬を、ファーストチェアはヘニーヒューズの牝馬を出産!

2月12日夜、当場繫養の繁殖牝馬キタサンテンビーがホッコータルマエの牝馬を出産しました。

 

 

現2歳の全兄(馬名;コシュデリ)は昨年のセレクションセールで高く評価していただきました。

その全妹が本馬ですが、全兄同様に品のある綺麗な馬体に出ています。

気性も賢そうなタイプで、スッキリとした脚元も含めて、育成場に移動する前の当場にいる段階から雰囲気のある馬に成長しそうな印象です。

 

また、2月13日早朝にはファーストチェアがヘニーヒューズの牝馬を出産しました。

 

 

血統的にはG3勝ち馬フルデプスリーダーの全妹にあたる血統です。

母が20歳時に産んだ当歳馬ですが、誕生時には60キロ台後半の馬体重だったように立派な馬体で誕生しています。

ファーストチェアはここ最近、現2歳の牝馬(父ルヴァンスレーヴ)、現1歳の牝馬(父サートゥルナーリア)そして本馬と3頭連続で牝馬を産んでくれました。

将来的にどの仔を繁殖牝馬として残していくか、選抜に悩むくらいの競走成績を挙げてくれることを期待したいです。

キタサンハルカゼがキタサンミカヅキの牝馬を出産!

2月8日夜、当場繫養の繁殖牝馬キタサンハルカゼがキタサンミカヅキの牝馬を出産しました。

 

 

母そして2代母チャームアスリープと同じ栗毛の牝馬が誕生しました。

馬格、馬体重ともに標準レベルの馬です。

血統だけでなく、馬体的にもダートを主戦場とする競走馬に成長しそうな印象です。

彼女のチャームポイントとも言える顔の大流星も、祖母のチャームアスリープ譲りのように思えます。

 

当場生産馬のドンアミティエ号が橿原Sを快勝!

2月3日、京都第9R橿原S(4歳以上3勝クラス、ダ1200)に当場生産馬のドンアミティエ号が出走しました。

 

 

前走は1番人気ながら、結果的には少しオーバーペースだったのか、最後まで粘り切ることができずに3着に終わったドンアミティエ。

今回はこの3勝クラスで上位争いをしている他馬の存在もあるなかで、3番人気に支持されてレースに臨みました。

このレースで好スタートを決めたドンアミティエは、楽な手応えで2番手の位置に付けて、そのままレースを進めていきます。

同型馬が先頭を行くなか、ピッタリとマークする形で最終コーナーを回って直線を迎えます。

先頭馬もドンアミティエも手応え十分のなかで、直線では追い比べのマッチレースになりましたが、最後はドンアミティエが先頭馬をクビ差交わして優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、2021年のサマーセールにて現在の馬主様にご購買いただきました。

サマーセール上場に向けての当時の記事はこちらからご参照ください。

 

【1歳時のドンアミティエ】

 

これでOPクラスの仲間入りを果たしたドンアミティエ。

レース後の和田騎手からは、最後で甘くなったとのコメントもあったようです。

OPクラスではその課題を克服しなければ上位争いできないでしょうから、今後の彼のさらなる成長ぶりに期待したいと思います。

 

当場生産のキタサンドーシン号が4歳以上2勝クラスを快勝!

1月27日東京第8Rに当場生産馬のキタサンドーシン号が出走しました。

 

 

前走は右回りコースの中山が合わなかったのか、12着と着外で終わってしまったキタサンドーシン。

今回は過去に勝ち鞍のある東京2100(左回り)の舞台で巻き返しを図るべく、その実績から2番人気に推されての出走でした。

レースで好スタートを切ったキタサンドーシンは、他の馬が主張して行かないなかでハナを奪って、そのままレースを進めていきます。

そして、終始先頭を自分のペースで進めていきながら直線を迎えます。

最後の直線でも先頭を譲らずに、鞍上の岩田騎手のゴーサインに応えて力強く伸びたキタサンドーシンですが、最後の最後でスタミナ切れになりそうな手応えに。

そこに2着馬が猛追してきましたが、最後はなんとかアタマ差凌いでキタサンドーシンが優勝しました。

馬主様をはじめ関係者の皆さま優勝おめでとうございます。

本馬は、庭先取引にて現在の馬主様にご購買いただきました。

今回は、このレースに続く東京第9Rに当場所有馬のバグラダス号(惜しくもクビ差の2着)も出走していたので、私のほうで現地応援してきました。

トレセン入厩時から馬房内での落ち着きに課題のあった馬ですが、現在もそういうところはあるものの次第にルーティン化してきているようで、それを踏まえた上での調整ができるようになってきたと調教師の先生からは伺っております。

これで当場生産馬は1月のうちにJRAで3勝目を挙げることができました。

当場生産の現役馬のなかではディープボンドとノースブリッジ、それからメディーヴァルとオセアダイナスティ、さらに現3歳のピューロマジックが現時点ではOPクラスに至っています。

また、3勝クラス(以前の準OPクラス)にはタイセイブリリオ、ドンアミティエ、バグラダスそして本馬キタサンドーシンが新たに加わりました。

この3勝クラス馬のうち、前者3頭は同クラスで2着の経験があるので、今回のキタサンドーシンも含めてそのうちOPクラスに届くのではと期待しています。